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10年続くお付き合いの理由は、「根っこの理解」と「ふざけ方」の良いバランス。

CLIENT
ホワイトウィングスグループさま
成果物
CI・企業コンセプト, クレド・行動指針, 社内報, 社歌, 企業サイト, 企業パンフレット, 採用サイト, 新聞広告, 社史
顧客インタビュー

ビジネスのセオリーと逆行する思想だからこそ。

内田:中村社長とは、北関東にあるクリーニング企業の社長のご紹介で2015年からお付き合いがスタートしましたね。僕が「クリーニング業界でユニークな会社さん、ありませんか?」と相談したときに、ホワイトウィングスさんを教えていただいて。

中村社長:僕は、その社長から「内田さんのセンスを理解できる人は業界にほとんどいない」と言われていたのを覚えてます(笑)。実際に会ってみたら、言葉の選び方や感覚が近くて。そこからもう10年。会社案内、ホームページ、社史、社内報、社歌まで、さまざまなアウトプットをお願いしてきましたね。

内田:普通なら「クリーニング業界とは」「サービスの強みは何か」のようにビジネスの話から始まるところ、ホワイトウィングスさんは「『世の中がこんな風になったらいい』を実験している」といった価値観や姿勢の話が多くて。それをどう言葉に落としていくか考えるのが、良くも悪くも手ごわく、おもしろいところでしたね。なかでも、経営幹部の採用育成を見据えて、会社のDNA継承のために制作した「社史」はすごく印象深かったです。中村社長のお父様をはじめ、マネージャー、スタッフの方までたくさん取材させてもらいましたね。

中村社長:僕は、ビジネスを「市場やニーズありき」で考えるのではなく、自分たちが「おもしろい」「好きだ」と思うことを正しく誠実にやってきました。その結果として売上がついてくるかどうかは、もう信じるしかないと思っています。こんな風に話すと、世の中のビジネスのセオリーとは逆行しているように見えますよね。だからこそ、今後入社する人に向けて「こんな変遷をたどって、今ここにいる」というストーリーや、ホワイトウィングスのビジネスに対する考え方を、ちゃんと形にしておきたかったんです。

次の時代をつくるための「土壌づくり」であり「ダシづくり」。

内田:事業も、当時から比べてずいぶん広がりましたよね。ホールディングス化して、カレー屋さん、カフェまで。今後は、どのようなビジョンを描いていますか?

中村社長:僕が何かを主導していくのではなく、今の時代の感性に合う人たちが発案して、実現していくという風土をつくりたいですね。幸いなことに、今は新卒がリフォーム部門に集まっていて、動物用のアイテムを作り始めたり、刺繍を始めたりといろんなチャレンジが生まれています。それが今後のビジネスの柱になるかどうかはまだわからないけれど、「次はこんなことをやってみたい」と本気で思う人がどんどん出てくるような組織づくりをしたいです。

内田:ちょうど「土壌づくり」のフェーズなんですね。

中村社長:そうそう。よく「中華料理屋のダシ」に例えるんだけど、美味い中華料理屋って、美味いダシが作れる店なんですよ。ラーメンも、八宝菜も、中華丼も、天津飯も、みんなそのダシから広がっていく。会社も同じで、「いいダシ=価値観や風土」がしっかりしていれば、カレー屋になっても、カフェになっても、新しい事業に広がっても、その会社らしさがちゃんと残る。だから、次々と新しいことが始められて、ときどき大きなヒットが生まれるようなダシづくりをしていきたいんですよね。

どんなときも押しつけずに、寄り添ってくれる存在。

内田:2025年はホームページのリニューアルや社内報制作の取り組みもご一緒させていただきましたが、まさにこれまでの仕事の延長線上にあるテーマだと感じます。

中村社長:そういう意味でいうと、会社の組織文化のよりどころになるようなものを、一度ちゃんと文章化しておきたいと思っています。その哲学=「ダシ」の部分を、内田さんと一緒にまとめたいですね。

内田さんの良さって、「どんなときも押しつけずに、こちらがやりたいことに寄り添ってくれるところ」なんです。他社だと、うちの本質に触れる前に提案が来てしまうことが多い。でも内田さんは、まず根っこを理解しようとする。こちらが大事にしている本質を汲んでくれて、そのうえで表現として遊び心をのせてくれる。その「ふざけ方のセンス」が本当に絶妙なんです。クオリティの土台がちゃんとあるから、遊んでも安っぽくならないんですよね。

だからこれからも、良いバランスでふざけてほしいです。ホワイトウィングスらしさと、内田さんらしさ。それが時にぶつかり、時に溶け合ってできたものが今までのアウトプットになっていると思います。その化学反応を、これからも一緒に楽しんでいきましょう。